まず最初に試してみることにしたのはPlamo Linuxです。これは前回の記事に書いたディストリビューションの中では唯一、scim-anthyではなくQ's Nicolatter for Xを使っています。原理的には、他のディストリビューションでQ's Nicolatter for Xを使ったり、Plamo Linuxでscim-anthyを使うのも可能なような気がしますが、とりあえず出来合いのもので親指シフトをやるとすれば、今の組み合わせを使うことになります。
インストールするためのCD-ROMは、前回書いた通りの「Plamo Linux Expert 平成16年8月25日発行 技術評論社」に付属のものを使うことにします。Plamo Linuxのサイトからダウンロードしてくることもできるようですが、CDやDVDを焼かなければいけないということで一手間かかります。これはあまり得意ではないので、安直な方法をとることにしました。
インストールをする際に気になったのが、使用しているキーボード、富士通コンポーネントFKB8579-661 http://www.fcl.fujitsu.com/products/personal/kb/index.html がUSB接続であることです。現在インストールしているTurbolinux 10 Desktopを立ち上げる時に、途中でキーボードの操作で選択をすることができるところがあるのですが(そのまま放置してデフォルトでも問題ないが)、その場合にキーボードからの入力を受け付けません。いったん起動するとまったく問題なくキーボードは(JISキーボードとしてですが)機能します。
普通、Linuxをインストールする場合には途中でいろいろな選択をする場面があります。この時にキーボードからの入力を受け付けないとインストールができないので、どうしようかなと思ったわけです。いろいろ調べると、起動の最初のBIOS設定でUSBキーボードの入力を有効にすることで何とかできそうだということが分かりました。
私のシステムのマザーボードAOpen MX4LR http://global.aopen.com.tw/Products/mb/MX4LR.htm のBIOSはAwardのものです。起動時にDELを押せば、BIOSセッティングになります。ちょっと心配だったのは、このキー入力も受け付けなかったらどうしようかと思ったのですが、問題なくBIOSセッティングに入れました。メニューから「Integrated Peripherals」→「USB Keyboard Support」の項目を選び、「Enabled」にして、再起動すると無事に起動時でもキー入力を受け付けてくれるようになりました。
次はCDをセットして再起動となります。
これで楽々インストール、簡単、かな?
(続く)
2005年11月25日
2005年11月21日
ディストリビューションの選択
これまでLinuxでの日本語環境、特に親指シフトの実装について見てきました。以下、私が試してみようと考えているディストリビューションについて簡単に説明します。
Plamo Linux
http://www.linet.gr.jp/~kojima/Plamo/
このディストリビューションは「試して楽しむLinux」(下記の本の中の表現)を目指しているものだそうです。
Plamo Linux Expert 平成16年8月25日発行 技術評論社
(Plamo Linux 4.0が入った2枚組のCD-ROMとオリジナルCD-ROM1枚付属)
http://www.gihyo.co.jp/magazines/plamo
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/477412074X/qid=1132495308/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/250-2934244-2816263
この本には、田向正一さんという方が書いた「日本語入力関連ツール」という5ページにわたる解説があります。その中で親指シフト(Nicola)についても、約3分の1ページのキー配列図を含む、きちんとした説明があります。
親指シフトの実現方法はQ's Nicolatter for X http://www.nslabs.jp/xnicolatter.rhtml を使っています。インストール後の設定で親指シフトにできるようです。
この方法は、これまで何回か書いてきたscim-anthyとは違ったやり方になりますが、前からある方法のようですので、試しに使ってみてscim-anthyとの使い勝手の違いなどについて見ることにします。
以下に述べるディストリビューションではscim-anthyが使われています。
KNOPPIX
http://unit.aist.go.jp/itri/knoppix/
このディストリビューションは、ハードディスクにインストールしなくてもCDまたはDVDから起動して、そのまま使うことができる(ハードディスクにインストールすることもできる)という特徴を持っています。ちょっとLinuxを自分のパソコンで試してみたいという人にはうってつけということになります。
ソフトの入手は、上記のサイトの他、最近の雑誌では
オープンソースマガジン 2005年12月号 ソフトバンククリエイティブ株式会社
(KNOPPIX4.O.2日本語版CD-ROM付属)
http://www.osmag.jp/magazine/2005/200512.html
等により可能です。DVD版は現在(2005年11月20日)ダウンロードしか方法がないようです。私はできれば両方を試してみたいと思います。DVD-Rを作るのは初めてなのでうまくいけばと思っています。
えもじならべあそび番外編 - DVD版Knoppixで親指シフト(とJISかな)を利用するためのメモ (2005/10/09-)
http://www.eurus.dti.ne.jp/%7Eyfi/oyayubi_knoppix.html
では、ダウンロード版で使っています。スクリーンショットもあり、役に立ちます。
SUSE Linux
http://www.opensuse.org/Welcome_to_openSUSE.org
これはNovell社がサポートしているもののオープンソース版です。
おくまの部屋(親指シフト+Linux別館)
http://oyalinux.exblog.jp/2629746/
に、入手方法などが書かれています。私はオープンソースマガジンのものを使う予定です。
Fedora Core
http://fedora.jp/
レッドハットという有料のディストリビューションと関係が深いオープンソースのディストリビューションです。現在のところ、scim-anthyはデフォルトではないようですので、設定をしなくてはいけないようです。
Fedora Core Expert 平成17年8月1日発行 技術評論社
(DVD1枚付属)
http://www.gihyo.co.jp/magazines/fce
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774124257/250-2934244-2816263
はじめてのFedora Core 4 田中秀樹 2005年8月1日発行 ソフトバンク パブリッシング株式会社
(CD4枚、DVD1枚付属)
http://www.sbcr.jp/books/products/detail.asp?sku=479733195X
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479733195X/250-2934244-2816263
などで入手可能です。
http://okuma-room.cocolog-nifty.com/okuma/2005/11/linux_fedora_co_77bd.html
http://d.hatena.ne.jp/tree3yama/20051020/1129829049
などに、親指シフトを使えるようにするための方法が書かれています。
少し欲張りすぎていて、ちゃんとできるか心配ですが、時間を見て試していく予定です。
Plamo Linux
http://www.linet.gr.jp/~kojima/Plamo/
このディストリビューションは「試して楽しむLinux」(下記の本の中の表現)を目指しているものだそうです。
Plamo Linux Expert 平成16年8月25日発行 技術評論社
(Plamo Linux 4.0が入った2枚組のCD-ROMとオリジナルCD-ROM1枚付属)
http://www.gihyo.co.jp/magazines/plamo
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/477412074X/qid=1132495308/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/250-2934244-2816263
この本には、田向正一さんという方が書いた「日本語入力関連ツール」という5ページにわたる解説があります。その中で親指シフト(Nicola)についても、約3分の1ページのキー配列図を含む、きちんとした説明があります。
親指シフトの実現方法はQ's Nicolatter for X http://www.nslabs.jp/xnicolatter.rhtml を使っています。インストール後の設定で親指シフトにできるようです。
この方法は、これまで何回か書いてきたscim-anthyとは違ったやり方になりますが、前からある方法のようですので、試しに使ってみてscim-anthyとの使い勝手の違いなどについて見ることにします。
以下に述べるディストリビューションではscim-anthyが使われています。
KNOPPIX
http://unit.aist.go.jp/itri/knoppix/
このディストリビューションは、ハードディスクにインストールしなくてもCDまたはDVDから起動して、そのまま使うことができる(ハードディスクにインストールすることもできる)という特徴を持っています。ちょっとLinuxを自分のパソコンで試してみたいという人にはうってつけということになります。
ソフトの入手は、上記のサイトの他、最近の雑誌では
オープンソースマガジン 2005年12月号 ソフトバンククリエイティブ株式会社
(KNOPPIX4.O.2日本語版CD-ROM付属)
http://www.osmag.jp/magazine/2005/200512.html
等により可能です。DVD版は現在(2005年11月20日)ダウンロードしか方法がないようです。私はできれば両方を試してみたいと思います。DVD-Rを作るのは初めてなのでうまくいけばと思っています。
えもじならべあそび番外編 - DVD版Knoppixで親指シフト(とJISかな)を利用するためのメモ (2005/10/09-)
http://www.eurus.dti.ne.jp/%7Eyfi/oyayubi_knoppix.html
では、ダウンロード版で使っています。スクリーンショットもあり、役に立ちます。
SUSE Linux
http://www.opensuse.org/Welcome_to_openSUSE.org
これはNovell社がサポートしているもののオープンソース版です。
おくまの部屋(親指シフト+Linux別館)
http://oyalinux.exblog.jp/2629746/
に、入手方法などが書かれています。私はオープンソースマガジンのものを使う予定です。
Fedora Core
http://fedora.jp/
レッドハットという有料のディストリビューションと関係が深いオープンソースのディストリビューションです。現在のところ、scim-anthyはデフォルトではないようですので、設定をしなくてはいけないようです。
Fedora Core Expert 平成17年8月1日発行 技術評論社
(DVD1枚付属)
http://www.gihyo.co.jp/magazines/fce
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774124257/250-2934244-2816263
はじめてのFedora Core 4 田中秀樹 2005年8月1日発行 ソフトバンク パブリッシング株式会社
(CD4枚、DVD1枚付属)
http://www.sbcr.jp/books/products/detail.asp?sku=479733195X
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479733195X/250-2934244-2816263
などで入手可能です。
http://okuma-room.cocolog-nifty.com/okuma/2005/11/linux_fedora_co_77bd.html
http://d.hatena.ne.jp/tree3yama/20051020/1129829049
などに、親指シフトを使えるようにするための方法が書かれています。
少し欲張りすぎていて、ちゃんとできるか心配ですが、時間を見て試していく予定です。
2005年11月20日
どのLinuxにしようか?
これは
http://oyalinux.exblog.jp/2629746/
の協賛企画です(笑)。
前回の記事でLinuxにおける日本語入力の方法の基礎について述べました。Linuxにはディストリビューションがいろいろあり、日本語入力のためのプログラムについてもいろいろな考え方がとられています。
親指シフトを使う方法はいくつかありますが、たとえばEmacsというエディターは直接インプットメソッドや変換エンジンにアクセスしているようなので、そこに親指シフトを割り込ませるというやり方もあるようです。
http://www.eva.hi-ho.ne.jp/~minoura/kbd/index.html#omelet
また、Q's Nicolatter for X
http://www.nslabs.jp/xnicolatter.rhtml
は、前回の記事の図AにあるXIMプロトコルが使えるものなら親指シフトが可能となるようです。
Linuxでの日本語入力の現状は、前回の記事にも引用した「多言語入力プラットフォームSCIMについて」http://www.homa.ne.jp/~ashie/linux/files/SCIM.sxi
のページ4にある、「OSS IMフレームワークを取り巻く現状」に書いてありますが、かなり複雑化している様子です。
素人判断ですが、インプットメソッドや変換エンジン等をどのように組み合わせるかが自由にでき(このこと自体は良いことだと思いますが)、この他にも選択できるところが多い(たとえばウィンドウシステムにGNOMEを使うかKDEを使うか
http://oyarest.exblog.jp/2633638/
http://oyarest.exblog.jp/2636487/
など)ことから、よほど頭を整理しておかないと分からなくなってしまうのではないかと思います。
scimは「XIM(X Input Method)を置き換える、新たな多言語入力フレームワーク」
( http://www.homa.ne.jp/~ashie/linux/files/SCIM.sxi のページ8)での説明では、文字入力関係を少し高機能なものにしようというもののようです。
scimはいろいろなディストリビューションで採用が広がっているようです。「多言語入力プラットフォームSCIMについて」のページ11では
「SCIMを標準で採用するディストリビューション」として、
Fedora Core (Fedora Core5よりCore入り、デフォルトのIMフレームワークになるかどうかは不明)
SUSE Linux
Mandriva Linux
KNOPPIX日本語版
その他いくつかのローカルディストリビューション
があげられています。
同じくページ12では、「パッケージが存在するディストリビューション」として、
Debian GNU/Linux
Ubuntu (標準IMフレームワークとしてプッシュ中)
Gentoo Linux
FreeBSD
Vine Linux
Momonga Linux
etc etc…
があげられています。
これを見ると、scimはかなり多くのディストリビューションで標準的に採用されるか、少なくとも利用はできるようになっているようです。これとかな漢字変換エンジンとしてanthyを組み合わせることにより、親指シフトが利用可能となります。上記のディストリビューションから選ぶのが良い方法ということになります。
http://oyalinux.exblog.jp/2629746/
の協賛企画です(笑)。
前回の記事でLinuxにおける日本語入力の方法の基礎について述べました。Linuxにはディストリビューションがいろいろあり、日本語入力のためのプログラムについてもいろいろな考え方がとられています。
親指シフトを使う方法はいくつかありますが、たとえばEmacsというエディターは直接インプットメソッドや変換エンジンにアクセスしているようなので、そこに親指シフトを割り込ませるというやり方もあるようです。
http://www.eva.hi-ho.ne.jp/~minoura/kbd/index.html#omelet
また、Q's Nicolatter for X
http://www.nslabs.jp/xnicolatter.rhtml
は、前回の記事の図AにあるXIMプロトコルが使えるものなら親指シフトが可能となるようです。
Linuxでの日本語入力の現状は、前回の記事にも引用した「多言語入力プラットフォームSCIMについて」http://www.homa.ne.jp/~ashie/linux/files/SCIM.sxi
のページ4にある、「OSS IMフレームワークを取り巻く現状」に書いてありますが、かなり複雑化している様子です。
素人判断ですが、インプットメソッドや変換エンジン等をどのように組み合わせるかが自由にでき(このこと自体は良いことだと思いますが)、この他にも選択できるところが多い(たとえばウィンドウシステムにGNOMEを使うかKDEを使うか
http://oyarest.exblog.jp/2633638/
http://oyarest.exblog.jp/2636487/
など)ことから、よほど頭を整理しておかないと分からなくなってしまうのではないかと思います。
scimは「XIM(X Input Method)を置き換える、新たな多言語入力フレームワーク」
( http://www.homa.ne.jp/~ashie/linux/files/SCIM.sxi のページ8)での説明では、文字入力関係を少し高機能なものにしようというもののようです。
scimはいろいろなディストリビューションで採用が広がっているようです。「多言語入力プラットフォームSCIMについて」のページ11では
「SCIMを標準で採用するディストリビューション」として、
Fedora Core (Fedora Core5よりCore入り、デフォルトのIMフレームワークになるかどうかは不明)
SUSE Linux
Mandriva Linux
KNOPPIX日本語版
その他いくつかのローカルディストリビューション
があげられています。
同じくページ12では、「パッケージが存在するディストリビューション」として、
Debian GNU/Linux
Ubuntu (標準IMフレームワークとしてプッシュ中)
Gentoo Linux
FreeBSD
Vine Linux
Momonga Linux
etc etc…
があげられています。
これを見ると、scimはかなり多くのディストリビューションで標準的に採用されるか、少なくとも利用はできるようになっているようです。これとかな漢字変換エンジンとしてanthyを組み合わせることにより、親指シフトが利用可能となります。上記のディストリビューションから選ぶのが良い方法ということになります。
2005年11月18日
Linuxでの日本語入力環境
具体的なディストリビューションの議論に入る前に、Linuxでの日本語入力の方法について、分かる範囲で見ることにします。専門家ではないので、抜けているところや間違っているところがあるかもしれませんが、ご指摘いただけますとありがたく存じます。
Linuxは(というより、ほとんどのコンピューターのシステムはと行った方が良いかもしれませんが)、もともと、日本語の入力を意識して作られたものではありません。基本的には英語のアルファベットと数字をベースとして動かすことを想定していたと考えられます。だから、日本語を使おうとするといろいろな工夫をしなければなりません。
技術的な詳細は私は分かりませんが、以下のような説明があるので、興味のある方は見ていただけたらと思います。
[A]
Part1 日本語入力に関する基礎知識
http://kodou.net/unixuser/200405/part1.html
Part2 変換エンジンの紹介
http://kodou.net/unixuser/200405/part2.html
Part3 コンソールで使うインプットメソッド
http://kodou.net/unixuser/200405/part3.html
Part4 X Window Systemで使用するインプットメソッド
http://kodou.net/unixuser/200405/part4.html
Part5 辞書の整理
http://kodou.net/unixuser/200405/part5.html
日本語入力プログラムの歴史
http://kodou.net/unixuser/200405/column1.html
XIMのプリエディット描画スタイル
http://kodou.net/unixuser/200405/column2.html
これらは雑誌「UNIX USER」 http://www.unixuser.jp/ の2004年5月号 http://www.unixuser.jp/magazine/2004/200405.html の特集記事「最適な日本語入力環境を発掘せよ」(徳永拓之氏)の原稿で、かなり詳細かつ技術的なものとなっています。
[B]
Plamo Linux Expert http://www.gihyo.co.jp/magazines/plamo にも、「Linux環境の日本語入力システム」という記事があります(ネット上にはなく、印刷媒体のみ)。
[C]
多言語入力プラットフォームSCIMについて http://www.homa.ne.jp/~ashie/linux/files/SCIM.sxi は、2005年9月23日で開催されたSEA & FSIJ合同フォーラムでの足永拓郎氏のプレゼン内容です。Open Officeで作られたファイルです。
これらを使って、Linuxの日本語入力環境を調べてみると以下の通りです。

(出典) [C] ページ6
この図は日本語入力とアプリケーションの関係を図示したものです。これによれば、アプリケーションに日本語入力をする場合には主として4つのパスがあることが分かります。
また、[B]では、

(出典) [B]ページ126
という仕組みが示されています。
両者の関係は分からないのですが、いずれにせよ、親指シフトによる入力を実現しようとすると、その仕組みをどこかに組み入れることが必要になってきます。
Linuxは(というより、ほとんどのコンピューターのシステムはと行った方が良いかもしれませんが)、もともと、日本語の入力を意識して作られたものではありません。基本的には英語のアルファベットと数字をベースとして動かすことを想定していたと考えられます。だから、日本語を使おうとするといろいろな工夫をしなければなりません。
技術的な詳細は私は分かりませんが、以下のような説明があるので、興味のある方は見ていただけたらと思います。
[A]
Part1 日本語入力に関する基礎知識
http://kodou.net/unixuser/200405/part1.html
Part2 変換エンジンの紹介
http://kodou.net/unixuser/200405/part2.html
Part3 コンソールで使うインプットメソッド
http://kodou.net/unixuser/200405/part3.html
Part4 X Window Systemで使用するインプットメソッド
http://kodou.net/unixuser/200405/part4.html
Part5 辞書の整理
http://kodou.net/unixuser/200405/part5.html
日本語入力プログラムの歴史
http://kodou.net/unixuser/200405/column1.html
XIMのプリエディット描画スタイル
http://kodou.net/unixuser/200405/column2.html
これらは雑誌「UNIX USER」 http://www.unixuser.jp/ の2004年5月号 http://www.unixuser.jp/magazine/2004/200405.html の特集記事「最適な日本語入力環境を発掘せよ」(徳永拓之氏)の原稿で、かなり詳細かつ技術的なものとなっています。
[B]
Plamo Linux Expert http://www.gihyo.co.jp/magazines/plamo にも、「Linux環境の日本語入力システム」という記事があります(ネット上にはなく、印刷媒体のみ)。
[C]
多言語入力プラットフォームSCIMについて http://www.homa.ne.jp/~ashie/linux/files/SCIM.sxi は、2005年9月23日で開催されたSEA & FSIJ合同フォーラムでの足永拓郎氏のプレゼン内容です。Open Officeで作られたファイルです。
これらを使って、Linuxの日本語入力環境を調べてみると以下の通りです。
(出典) [C] ページ6
この図は日本語入力とアプリケーションの関係を図示したものです。これによれば、アプリケーションに日本語入力をする場合には主として4つのパスがあることが分かります。
また、[B]では、
(出典) [B]ページ126
という仕組みが示されています。
両者の関係は分からないのですが、いずれにせよ、親指シフトによる入力を実現しようとすると、その仕組みをどこかに組み入れることが必要になってきます。
2005年11月11日
Turbolinuxについて
目標とするいろいろなディストリビューションでのインストールの前に、現在使用しているTurbolinuxについて、感想を述べておきます。
一言で言うと、とても使いやすくできています。インストールもあまり迷うことなくできました。アップデートもTurboアップデートというので、とても簡単です。
日本語入力はATOK Xが使われています。親指シフトは・・・(以下略)。すでに書いたとおり、キーボードはKB661というUSB接続のコンパクトキーボードを使っていますが、ソフトの環境がないためJISキーボードとして機能します。
機能キーのアサイン等、ちょっと馴れないところがありますが、これは設定を工夫すれば何とかできるのではないかと思います。私が特に違和感を感じたのは、 IMEのオン・オフが半角/全角キーに割り当てられていることや、大文字がCapslockだけで良いこと、などです。このあたりは普段はJapanistを使っているためかもしれません。ただ、現在の入力モードが何なのか(ローマ字かな、JISかな(ひらがな)、JISかな(かたかな)等)が分かりにくく、IMEバーでの表記とも食い違っているのが気になります。
普段の仕事用にするとなると、商用のアプリケーションもオフィスソフト(StarSuite 7)やフォントなどが入っていて、これだけを使うというのだったら、それはそれなりに使いでがあるものです。
ターボリナックス社はウィンドウズPCを置き換えることを狙っているようです。商売的にどうなのかは判断できませんが、これも一つの方向性だと思います。
親指シフトが使えるようになるかは不明ですが、直感的にはかなり面倒そうです。これは、ATOK Xが(それ自体は定評のあるIMEであるものの)これからインストールしようと思っているディストリビューションにおけるIMEの取り扱いのやり方とうまく合うかどうかがわからないからです。
(この文章はTurbolinux上でATOK X、ローマ字かな変換を使って書きました。)
一言で言うと、とても使いやすくできています。インストールもあまり迷うことなくできました。アップデートもTurboアップデートというので、とても簡単です。
日本語入力はATOK Xが使われています。親指シフトは・・・(以下略)。すでに書いたとおり、キーボードはKB661というUSB接続のコンパクトキーボードを使っていますが、ソフトの環境がないためJISキーボードとして機能します。
機能キーのアサイン等、ちょっと馴れないところがありますが、これは設定を工夫すれば何とかできるのではないかと思います。私が特に違和感を感じたのは、 IMEのオン・オフが半角/全角キーに割り当てられていることや、大文字がCapslockだけで良いこと、などです。このあたりは普段はJapanistを使っているためかもしれません。ただ、現在の入力モードが何なのか(ローマ字かな、JISかな(ひらがな)、JISかな(かたかな)等)が分かりにくく、IMEバーでの表記とも食い違っているのが気になります。
普段の仕事用にするとなると、商用のアプリケーションもオフィスソフト(StarSuite 7)やフォントなどが入っていて、これだけを使うというのだったら、それはそれなりに使いでがあるものです。
ターボリナックス社はウィンドウズPCを置き換えることを狙っているようです。商売的にどうなのかは判断できませんが、これも一つの方向性だと思います。
親指シフトが使えるようになるかは不明ですが、直感的にはかなり面倒そうです。これは、ATOK Xが(それ自体は定評のあるIMEであるものの)これからインストールしようと思っているディストリビューションにおけるIMEの取り扱いのやり方とうまく合うかどうかがわからないからです。
(この文章はTurbolinux上でATOK X、ローマ字かな変換を使って書きました。)
2005年11月06日
Linuxをインストールする環境
これからLinuxをインストールしようとする環境について簡単に説明しておきたいと思います。Linuxはインストールする際にハードウェアが対応しているかどうか判断するのが難しいところがあります。このあたりはウィンドウズに比べると敷居を高くしている原因かと思います。ただし、最近はLinuxの方でもハードのメーカーの方でも対応のための努力がされているようなので、ある程度メジャーなパーツだったらそんなにインストールに迷うことはないかもしれません。
今入っているTurbolinux 10 Desktopもハードウェアの認識など問題なくインストールが進みました。Linuxがインストールされるハードはいろいろなので、私が使っているものを明らかにしたとしても他の人に役に立つかどうか分かりませんが、少なくとも何かの情報にはなるかと思い以下の通り書いておきます。
[ケース] AOpen H340D
http://aopen.jp/products/housing/h340.html
[マザーボード] AOpen MX4LR
http://global.aopen.com.tw/Products/mb/MX4LR.htm
これはベアシステムとして売られていたもので、この他にCPUファンがついていました。これはCPU付属のファンだと大きさが合わないからでしょうか。ベアシステムとしては最も安価な方ですが、凝った使い方をしなければ実用にはなるのではないかと思います。
マザーボードの各種スペックは以下のようなものです。
[チップセット] インテル845GL, ICH4
[グラフィック] チップセット内蔵
[サウンド] AC'97 CODECオンボード
[LAN] Realtek 10/100Mbps PCI LANチップ
[USB] ケース前面(×2)と後面(×2)
[PS/2]インターフェース マウスとキーボード
[CPU] インテルCeleron1.7GHz
[ハードディスク] 40GB (IDE)
[光学ドライブ] LG Super Multi DVD Drive GSA-4167B
http://www.meritline.com/lg-gsa-4167b-16x-dual-layer-dvd-drive.html
当初はCD-ROMドライブだったのですが、最近のLinuxはDVD-ROMに入っていることが多いので取り替えました。メモリーを256MBから512MBに増設するのにケース内でぶつからないようにするために奥行きの短いものを選びました。
[メモリー] 512MB (バルク、256MB×2)
[ディスプレー] ADI Microscan (17インチ)
[マウス] Microsoft
[キーボード] 富士通コンポーネント FKB8579-661
http://www.fcl.fujitsu.com/products/personal/kb/index.html
いわゆる「USB接続コンパクト親指シフトキーボード」です。USB接続のためなのか、Linuxが起動するまではキー入力を受け付けませんが、いったん立ち上がれば問題なく使えます。ただし、親指シフトを使えるようにするソフトが入っていないのでそのままでは「JISキーボード」として機能します。
今入っているTurbolinux 10 Desktopもハードウェアの認識など問題なくインストールが進みました。Linuxがインストールされるハードはいろいろなので、私が使っているものを明らかにしたとしても他の人に役に立つかどうか分かりませんが、少なくとも何かの情報にはなるかと思い以下の通り書いておきます。
[ケース] AOpen H340D
http://aopen.jp/products/housing/h340.html
[マザーボード] AOpen MX4LR
http://global.aopen.com.tw/Products/mb/MX4LR.htm
これはベアシステムとして売られていたもので、この他にCPUファンがついていました。これはCPU付属のファンだと大きさが合わないからでしょうか。ベアシステムとしては最も安価な方ですが、凝った使い方をしなければ実用にはなるのではないかと思います。
マザーボードの各種スペックは以下のようなものです。
[チップセット] インテル845GL, ICH4
[グラフィック] チップセット内蔵
[サウンド] AC'97 CODECオンボード
[LAN] Realtek 10/100Mbps PCI LANチップ
[USB] ケース前面(×2)と後面(×2)
[PS/2]インターフェース マウスとキーボード
[CPU] インテルCeleron1.7GHz
[ハードディスク] 40GB (IDE)
[光学ドライブ] LG Super Multi DVD Drive GSA-4167B
http://www.meritline.com/lg-gsa-4167b-16x-dual-layer-dvd-drive.html
当初はCD-ROMドライブだったのですが、最近のLinuxはDVD-ROMに入っていることが多いので取り替えました。メモリーを256MBから512MBに増設するのにケース内でぶつからないようにするために奥行きの短いものを選びました。
[メモリー] 512MB (バルク、256MB×2)
[ディスプレー] ADI Microscan (17インチ)
[マウス] Microsoft
[キーボード] 富士通コンポーネント FKB8579-661
http://www.fcl.fujitsu.com/products/personal/kb/index.html
いわゆる「USB接続コンパクト親指シフトキーボード」です。USB接続のためなのか、Linuxが起動するまではキー入力を受け付けませんが、いったん立ち上がれば問題なく使えます。ただし、親指シフトを使えるようにするソフトが入っていないのでそのままでは「JISキーボード」として機能します。
なぜ、Linuxで親指シフトを試してみようと思ったか(2)
scim-anthyを使えばLinuxで親指シフトを使うのが割合簡単にできるというのが分かってきました。前の記事のリンク集(2)に示したようにいろいろな方がトライしています。
私もやってみようかと思っていましたが、やっぱり面倒だ、という当然ながら大変情けない理由で踏み切ることができませんでした。
面倒というのは、Linuxのインストールは(というよりOSのインストールはといった方が良いかもしれません)結構手間がかかるし、途中でやめると訳がわからなくなってしまう可能性も高いので、ある程度まとまった時間が必要ということがあります。
それに加えて、既に述べた通り、現在あるパソコンにはTurbolinux 10 Desktopが入っていて、それなりに使おうと思えば使える状態になっていました。これを使って何か日常的にやろうということではないのですが、きちんと動いているものをチャラにして新しいことをするのは冒険といえます。
ところが、最近TurbolinuxはTurbolinux 10 Desktopのアップデートを公表しました。この時点で、現在使っているものは、他のディストリビューションとある意味では同じラインに立ったことになったのです。そうだとしたら、この際、親指シフトが使えるディストリビューションをいろいろ試してみても良いのではないかと早まった(笑)判断をしたのです。これまでの経験からTurbolinuxはそれなりに使いやすい物だということが分かっているので、だめだったらそちらに戻っても良いということなのです。
私もやってみようかと思っていましたが、やっぱり面倒だ、という当然ながら大変情けない理由で踏み切ることができませんでした。
面倒というのは、Linuxのインストールは(というよりOSのインストールはといった方が良いかもしれません)結構手間がかかるし、途中でやめると訳がわからなくなってしまう可能性も高いので、ある程度まとまった時間が必要ということがあります。
それに加えて、既に述べた通り、現在あるパソコンにはTurbolinux 10 Desktopが入っていて、それなりに使おうと思えば使える状態になっていました。これを使って何か日常的にやろうということではないのですが、きちんと動いているものをチャラにして新しいことをするのは冒険といえます。
ところが、最近TurbolinuxはTurbolinux 10 Desktopのアップデートを公表しました。この時点で、現在使っているものは、他のディストリビューションとある意味では同じラインに立ったことになったのです。そうだとしたら、この際、親指シフトが使えるディストリビューションをいろいろ試してみても良いのではないかと早まった(笑)判断をしたのです。これまでの経験からTurbolinuxはそれなりに使いやすい物だということが分かっているので、だめだったらそちらに戻っても良いということなのです。
2005年11月05日
リンク集(2)
scim-anthy関係のリンクです。
日記@韜晦する朴念仁
http://www.homa.ne.jp/~ashie/diary/
scim-anthyの開発者の足永拓郎さんの日記です。以下のようなところに親指シフトへの言及があります。
KtJ's Blog
http://ktj.dip.jp/coreblog/
SCIMAnthyを実際にインストールして使った方です。以下の記事では、他の方法による親指シフトの実現方法も書かれています。
えもじならべあそび番外編 - DVD版Knoppixで親指シフト(とJISかな)を利用するためのメモ (2005/10/09-)
http://www.eurus.dti.ne.jp/%7Eyfi/oyayubi_knoppix.html
ハードディスクにインストールしないで使えるLinuxであるKnoppixで親指シフトを実際に試しています。スクリーンショットが豊富でとても分かりやすく参考になります。
キーボード配列についてのあれこれ
http://d.hatena.ne.jp/tree3yama/
Fedora Coreでscim-anthyを使ったtree3yamaさんです。以下に記事があります。
水城珠洲の日記(2nd)
http://minashiro.seesaa.net/
純正親指シフトノートパソコンの830MGでKnoppix上の親指シフトを試しています。また、VineというLinuxのディストリビューションでも親指シフトをトライしています。
日記@韜晦する朴念仁
http://www.homa.ne.jp/~ashie/diary/
scim-anthyの開発者の足永拓郎さんの日記です。以下のようなところに親指シフトへの言及があります。
親指シフト(2005.09.25)
http://www.homa.ne.jp/~ashie/diary/?200509c&to=200509250#200509250
親指シフトキーボード(2005.10.06)
http://www.homa.ne.jp/~ashie/diary/?200510a&to=200510060#200510060
KtJ's Blog
http://ktj.dip.jp/coreblog/
SCIMAnthyを実際にインストールして使った方です。以下の記事では、他の方法による親指シフトの実現方法も書かれています。
SCIMAnthyで親指シフト(2005.09.23)
http://ktj.dip.jp/coreblog/154
Q's NicolatterとSCIMAnthyとの比較(2005.09.24)
http://ktj.dip.jp/coreblog/155
egg-anthyとomeletで親指シフト
http://ktj.dip.jp/coreblog/156
えもじならべあそび番外編 - DVD版Knoppixで親指シフト(とJISかな)を利用するためのメモ (2005/10/09-)
http://www.eurus.dti.ne.jp/%7Eyfi/oyayubi_knoppix.html
ハードディスクにインストールしないで使えるLinuxであるKnoppixで親指シフトを実際に試しています。スクリーンショットが豊富でとても分かりやすく参考になります。
キーボード配列についてのあれこれ
http://d.hatena.ne.jp/tree3yama/
Fedora Coreでscim-anthyを使ったtree3yamaさんです。以下に記事があります。
Fedora Core 3 で SCIMAnthy(2005.10.17)
http://d.hatena.ne.jp/tree3yama/20051017/1129543477
Fedora Core 用 scim-anthy(2005.10.20)
http://d.hatena.ne.jp/tree3yama/20051020/1129829049
水城珠洲の日記(2nd)
http://minashiro.seesaa.net/
純正親指シフトノートパソコンの830MGでKnoppix上の親指シフトを試しています。また、VineというLinuxのディストリビューションでも親指シフトをトライしています。
Knoppixと830MG(2005.10.15)
http://minashiro.seesaa.net/article/8186354.html
VineにSCIM&Anthy(2005.11.01)
http://minashiro.seesaa.net/article/8826862.html
Vineで親指シフト失敗
http://minashiro.seesaa.net/article/8933198.html
なぜ、Linuxで親指シフトを試してみようと思ったか(1)
親指シフトの良さや新しいOSとしてLinuxが注目を浴びていることは前の記事に書きました。
親指シフト使いで新しいこともそこそこ好きな私としては、Linuxを使ってみたい、それもできたら親指シフトで、と考えたのでした。
Linuxはウィンドウズやマッキントッシュに比べると、実際に使える環境を作り出すのは結構ハードルが高いようです。パソコンを自作するような人でも、Linuxを使うとなると少し勇気がいるような気がします。
数年前にLinuxを使ってみようと思い、割合安価なベアボーンとその他の部品を買い集めて、パソコンを1台作り、Linuxをインストールしました。
Linux自体はフリーですが、それを使いやすいようにするために各社が使いやすいパッケージにしたもの(ディストリビューション)が販売されています。
私はTurbolinux 8というのを選んでインストールしました。これはその後Turbolinux 10 Desktopにアップグレードされ、私もそちらに移りました。
Turbolinux 10 Desktopは、ウィンドウズPCとの連携を重視したり、日本語入力に定評があるATOK X (X Window用)を使っていたり、統合オフィスソフトのStarSuite (ただし、前の版)が入っていたりと、かなり使い勝手に配慮したものになっています。実際、ウィンドウズPCでやろうとする作業のかなりの部分を置き換えることも可能になっています。
しかし、私にとっては日本語入力で親指シフトを使えないことは大変なハンデで、たとえば電子メールやブログの記事を書いたりするのにローマ字入力(これもできますが)を使おうという気にはならなかったのです。
Linuxで親指シフトを使おうと考えて、いろいろなサイトを見ました。実際にKB211という親指シフトキーボードを接続して使ってみたこともあります。驚くべきことに、何の手も加えずに親指シフトが使えた・・・と思ったのも束の間、少し使っていると全然違った入力になってしまったというようなこともありました。
あちこちのサイトを見ると、どうやらQ's Nicolatterを使えば何とか親指シフトが使えるのではないかと目星をつけるところまで行ったのですが、それもインストールの方法などはウィンドウズに比べるとかなり難しいようです。
こうした状況で、私の「Linuxで親指シフトを」という夢は実現されないままになっていました。毎日使うパソコンはウィンドウズで親指シフトキーボードを使えるので、あえてLinuxパソコンを使うこともなく、たまにしか起動されないようになっていました。
ところが最近になって、Linuxで親指シフトを使うのが簡単にできるのではないかというニュースが入ってきました。それはscim-anthyというプログラムで、これを使えば入力方法として親指シフトを選択できるということが分かってきたのです。
(続く)
親指シフト使いで新しいこともそこそこ好きな私としては、Linuxを使ってみたい、それもできたら親指シフトで、と考えたのでした。
Linuxはウィンドウズやマッキントッシュに比べると、実際に使える環境を作り出すのは結構ハードルが高いようです。パソコンを自作するような人でも、Linuxを使うとなると少し勇気がいるような気がします。
数年前にLinuxを使ってみようと思い、割合安価なベアボーンとその他の部品を買い集めて、パソコンを1台作り、Linuxをインストールしました。
Linux自体はフリーですが、それを使いやすいようにするために各社が使いやすいパッケージにしたもの(ディストリビューション)が販売されています。
私はTurbolinux 8というのを選んでインストールしました。これはその後Turbolinux 10 Desktopにアップグレードされ、私もそちらに移りました。
Turbolinux 10 Desktopは、ウィンドウズPCとの連携を重視したり、日本語入力に定評があるATOK X (X Window用)を使っていたり、統合オフィスソフトのStarSuite (ただし、前の版)が入っていたりと、かなり使い勝手に配慮したものになっています。実際、ウィンドウズPCでやろうとする作業のかなりの部分を置き換えることも可能になっています。
しかし、私にとっては日本語入力で親指シフトを使えないことは大変なハンデで、たとえば電子メールやブログの記事を書いたりするのにローマ字入力(これもできますが)を使おうという気にはならなかったのです。
Linuxで親指シフトを使おうと考えて、いろいろなサイトを見ました。実際にKB211という親指シフトキーボードを接続して使ってみたこともあります。驚くべきことに、何の手も加えずに親指シフトが使えた・・・と思ったのも束の間、少し使っていると全然違った入力になってしまったというようなこともありました。
あちこちのサイトを見ると、どうやらQ's Nicolatterを使えば何とか親指シフトが使えるのではないかと目星をつけるところまで行ったのですが、それもインストールの方法などはウィンドウズに比べるとかなり難しいようです。
こうした状況で、私の「Linuxで親指シフトを」という夢は実現されないままになっていました。毎日使うパソコンはウィンドウズで親指シフトキーボードを使えるので、あえてLinuxパソコンを使うこともなく、たまにしか起動されないようになっていました。
ところが最近になって、Linuxで親指シフトを使うのが簡単にできるのではないかというニュースが入ってきました。それはscim-anthyというプログラムで、これを使えば入力方法として親指シフトを選択できるということが分かってきたのです。
(続く)
2005年11月04日
リンク集(1)
まずは、これまでネットで見つけた、Linuxでの親指シフト関係のサイトです。
親指シフト(NICOLA)をパソコンで使おう!(田之上裕人さん)
関連リンク集
4. UNIX/Linux環境では
http://homepage1.nifty.com/cura/oya/what_is_nicola.html#SEC18
キーボード工房 (箕浦逸史さん)
http://www.eva.hi-ho.ne.jp/~minoura/kbd/index.html
Emacsというエディターで親指シフトを使うためのomeletというソフトを開発した箕浦逸史さんのサイトです。最近は更新されていないようです。
LinuxでFMV-KB211を使おう!! (aouさん)
http://aou.hp.infoseek.co.jp/
題名そのままです。説明はあまり詳しくありません。記事の中にpine_kzさんという方のサイトを見てくださいと書いてありますが、リンク切れになっていて詳細は分かりません。
Q's Nicolatter for X (堀川久さん)
http://www.nslabs.jp/xnicolatter.rhtml
Linuxで使われているX Window System環境で日本語入力をするためのサーバーであるQ's Nicolatter for Xを開発した堀川久さんのサイトです。必ずしも親指シフトに特化している訳ではないようですが、堀川さん自身は親指シフトを使っているそうです。GUI環境で親指シフトを使えるようにしたのはこれが最初でしょうか。
iiimp親指シフト化 (ChaCさん)
http://ohac.sytes.net/?nicolaiiimp
Linux用 ATOK Xなどで使用されているライブラリ xiiimp.so.2 を親指シフト(NICOLA配列)にする方法を説明しています。ただし、使えるキーボードなどは書かれていません。
親指シフト(NICOLA)をパソコンで使おう!(田之上裕人さん)
関連リンク集
4. UNIX/Linux環境では
http://homepage1.nifty.com/cura/oya/what_is_nicola.html#SEC18
キーボード工房 (箕浦逸史さん)
http://www.eva.hi-ho.ne.jp/~minoura/kbd/index.html
Emacsというエディターで親指シフトを使うためのomeletというソフトを開発した箕浦逸史さんのサイトです。最近は更新されていないようです。
LinuxでFMV-KB211を使おう!! (aouさん)
http://aou.hp.infoseek.co.jp/
題名そのままです。説明はあまり詳しくありません。記事の中にpine_kzさんという方のサイトを見てくださいと書いてありますが、リンク切れになっていて詳細は分かりません。
Q's Nicolatter for X (堀川久さん)
http://www.nslabs.jp/xnicolatter.rhtml
Linuxで使われているX Window System環境で日本語入力をするためのサーバーであるQ's Nicolatter for Xを開発した堀川久さんのサイトです。必ずしも親指シフトに特化している訳ではないようですが、堀川さん自身は親指シフトを使っているそうです。GUI環境で親指シフトを使えるようにしたのはこれが最初でしょうか。
iiimp親指シフト化 (ChaCさん)
http://ohac.sytes.net/?nicolaiiimp
Linux用 ATOK Xなどで使用されているライブラリ xiiimp.so.2 を親指シフト(NICOLA配列)にする方法を説明しています。ただし、使えるキーボードなどは書かれていません。
2005年11月03日
ブログを始めるに当たって
このブログは、Linuxで親指シフトを使うために必要な情報をまとめて掲載することを目的としています。
親指シフトは日本語入力の方法として25年間の歴史があり、その使いやすさはユーザーに高く評価されています。
私は親指シフトの普及のために、親指シフトウォッチというブログを運営してきました。これは、ブログに書かれた親指シフト関係の記事を紹介し、トラックバックをすることにより世間に親指シフトの存在を宣伝するとともに、ユーザー同士を結びつけることを目的としています。
文字を入力するのは、ハードやソフトに関係なく、コンピューターを使う時のもっとも基本的な技術の一つです。ITにおける新たな読み書き算盤とも言えます。それには使いやすく、合理的なものを選ぶことが必要です。親指シフトは第一の候補だと思っています。
ソフトウェアにおいて最近注目を集めているのがLinuxというOSです。オープンな開発システムをベースにさまざまな利点を持っていると宣伝されています。
Linuxの用途はサーバー用などが主でしたが、個人が使うパソコン的な使い方もできます。そのための統合オフィスソフトやマルチメディア関係、インターネット関係のソフトなどもだんだんに充実してきているようです。
そのような使われ方をしてくると、日本語入力も使いやすいものが求められるようになってきます。親指シフトを使いたいという要望も、かなり前からあったようで、いろいろな人の努力で何とか使えるようになっていたようです。
ただ、使えるようにするためには結構面倒な手続きが必要なようで、必ずしも初心者向けということではありません。しかし、その状況も最近は少しずつ変わってきているようです。
このブログでは、Linuxで親指シフトを使うための情報をまとめて掲載していきます。できたら私が試した結果を載せていくことを予定しています。専門家でない私の感想はおそらくこれから試そうとされる方とも共有できるのではないかと思っています。
時間的な制約からそんなに頻繁に更新はできませんが、少しでもお役に立てたらと思っていますのでよろしくお願いいたします。
親指シフトは日本語入力の方法として25年間の歴史があり、その使いやすさはユーザーに高く評価されています。
私は親指シフトの普及のために、親指シフトウォッチというブログを運営してきました。これは、ブログに書かれた親指シフト関係の記事を紹介し、トラックバックをすることにより世間に親指シフトの存在を宣伝するとともに、ユーザー同士を結びつけることを目的としています。
文字を入力するのは、ハードやソフトに関係なく、コンピューターを使う時のもっとも基本的な技術の一つです。ITにおける新たな読み書き算盤とも言えます。それには使いやすく、合理的なものを選ぶことが必要です。親指シフトは第一の候補だと思っています。
ソフトウェアにおいて最近注目を集めているのがLinuxというOSです。オープンな開発システムをベースにさまざまな利点を持っていると宣伝されています。
Linuxの用途はサーバー用などが主でしたが、個人が使うパソコン的な使い方もできます。そのための統合オフィスソフトやマルチメディア関係、インターネット関係のソフトなどもだんだんに充実してきているようです。
そのような使われ方をしてくると、日本語入力も使いやすいものが求められるようになってきます。親指シフトを使いたいという要望も、かなり前からあったようで、いろいろな人の努力で何とか使えるようになっていたようです。
ただ、使えるようにするためには結構面倒な手続きが必要なようで、必ずしも初心者向けということではありません。しかし、その状況も最近は少しずつ変わってきているようです。
このブログでは、Linuxで親指シフトを使うための情報をまとめて掲載していきます。できたら私が試した結果を載せていくことを予定しています。専門家でない私の感想はおそらくこれから試そうとされる方とも共有できるのではないかと思っています。
時間的な制約からそんなに頻繁に更新はできませんが、少しでもお役に立てたらと思っていますのでよろしくお願いいたします。


