2006年08月26日

Rboard Pro for Macを復活?

ずっと更新をさぼっていたら、もう4ヶ月近く間が空いてしまいました。この間、密かにいろいろな実験を繰り返し・・・なんてことはなく、実質的に何も進んでいませんでした。これではいけないと思ったのですが、何せ書くことがないので・・・という言い訳。

それで標題なんですが、Linuxではなくマックの話なんて!と怒らないでください。かすかなところでつながっている(笑)ので(どのようにかは後述)、ご容赦下さい。

きっかけは、プリンターの更新でした。これまで私はHPのLaserJet 6L(以下6L)をウィンドウズのパソコンにパラレルで接続していました。ウィンドウズのパソコンはもう一つあったので、どちらからも使えるようにプリンタを共有してあり、6Lを接続してあるパソコンが起動していれば、もう一つのパソコンからも印刷ができました。ちなみに、6Lを接続していないパソコンには、エプソンのインクジェットプリンターを接続して、こちらも共有していました。

このやり方は、それなりに快適に使えていたのですが、問題は6Lの調子が悪く、紙詰まりがしょっちゅう起こるため、用紙を一枚ずつ手動で入れていかないといけないという状態でした。おまけに、この6Lはタイで購入したため、220ボルト仕様になっており(日本に持って帰った時に100ボルト仕様に変更できないかと聞いたができないとのことでした)、つねに邪魔なトランスをつなげておかなければならない状態でした。

購入してからだいぶ経ったので、もう替え時かなと思い、(1)ネットワーク内蔵、(2)両面印刷可能に惹かれて、ブラザーのHL-5270DN(以下5270)に絞っていたところ、安いのが見つかったので思い切って購入しました。ついでに、ファックスも交換する必要があったので、これもブラザーのMFC-425CN(以下425)という、ファックス・インクジェットプリンタ・スキャナー・コピアーの複合機(こちらもネットワーク内蔵です)を買いました。

二つのハードを設置してセットアップして使い始めましたが、ネットワーク化すると本当に使いやすくなることに感激しました。5270も425も、物理的にはパソコンと接続するのではなく、LANケーブルでネットワークに接続します(パソコンと直接つなぐことも可能)。だから、ネットワークを張ればどこにでも持っていけます。そして、これまでのようにプリンターを接続したパソコンを起動させておくことも必要ありません。いつでもネットワークにつながったパソコンから印刷ができます。

ネットワークのセットアップが大変かなと心配していたのですが、これもルーター(我が家は光通信で光電話用のアダプターがルーターと一緒になっている)のDHCPに任せてしまえば、ほぼ問題はなさそうです。

こうなってくるとLinuxを入れたパソコンもネットワーク経由でプリンタを使えるようにしたいという欲が出てきました。これまで使っていた6Lでも、LinuxパソコンをSambaクライアントにして印刷ができるようなのですが、いかんせん、そのようにできるようにするまでのハードルが高く、とてもやる気にはなりませんでした。

ところが今度はもう少し希望がありそうです。ブラザーのサポートのサイトを見るとLinux用のドライバーがあります。だから、これがインストールできれば、Linuxパソコンからもネットワーク経由で印刷ができる・・・と思ったのです、、、が、やはり私の手には負えないのでした。ああ、もう少し簡単にならないかな。

Linuxがだめならマックがあるさ、という訳でもないのですが、せっかくだから、最近ずっと使っていなかった青白G3を動かしてみようかという気持ちになりました。こちらにはRboard Pro for Macという、おそらく専用キーボードの最高峰と言っていいものがつながっています。これで印刷ができるようになったら少しは実用になるかなという思いでした。

久しぶりにG3を動かしました。親指シフトもバッチリです。

5270も425もマックOS9.1、9.2のためのドライバーがあります。これをインストールすればOK、、、と思ったら、G3のOSは9.0だったのです!どうやらアップルはOS9のサポートは止めたようだし、むむ、これはちょっと難問かな・・・ということで作業は止まっています。

これまでの作業で分かったのは、ネットワークがものの使い勝手をとても良くすることです。プリンターの置き場所の自由度が増すこと、ネットワークの標準に合わせればハードやOSの違いはあまり気にすることがなくなること(これはLANケーブルのような物理的なものやソフトの作り方等があります)です。

少し突飛な考えかもしれませんが、キーボードもネットワーク化できたら良いなと思いました。ユーザーが一つのキーボードでネットワーク上のさまざまなパソコンを扱えるようになれば、いつも統一したインターフェースで仕事ができます。このためにはキーボードがもう少し賢くなる必要があるのでしょうが、こうしたことこそ、人にとって使いやすいコンピューターの考え方ではないでしょうか。
posted by 杉田伸樹(ぎっちょん) at 22:47| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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