前の記事に書いた通り、Fedora11の新しいIMEプラットフォームibusでの日本語入力プログラムAnthyで親指シフトが使えるようになったということで、試してみたいと思っていました。
これまでubuntuをインストールしていたパソコンに別途Fedora11をインストールして、ブート時に選択するという方法も考えましたが、ここは一つ頑張って新しいマシンを自作することにしました。
ubuntuマシンも自作でしたが、結構サクサクと動いて気持ちが良かったです。新しいのも、そんなにコストをかけずになるべく面倒が無いようなものにしました。
選んだのはCPUはAMD、マザーボードはASUS、ケースはAopenというトリプルA(笑)になりました。実はubuntuが入っているのもトリプルAになっています(ただし、部品はすべて異なっています)。
組み上げるとスムーズにインストールが進み、早速使ってみました。目当てのibusAnthyでの親指シフトの設定をしようとすると・・・設定が見つからない!scimAnthyの時のように、キーボードの設定と入力方式の設定を上部システムメニューからするのかと思って探したら、キーボードの設定は見つかって同様に設定ができたのに、入力方式の設定ではどうしても親指シフトの設定が見つからない。
しょうがないなと思って、ワープロを起動して文字入力をしようとして、ふとIMEのツールバーを見ると「R」の文字が。これだとローマ字入力だと思って、替えようと思ってクリックすると入力方式選択のダイアログボックスが現れ、なんと「親指シフト」があるじゃないですか!えぇー、こんなに簡単なんですか。そうならそうと早く言ってほしかった(笑)。
親指シフトにして文字入力すると、サクサクと問題なく親指シフトできます。もたつく感じもありません。ただ、これはマシンが全体的に前に使っていたものよりも速いものになったことが関係しているかもしれません。あと、どういうわけか句点(、)のキーボードでの位置がずれて「/」の位置に来てしまっています。これはちょっと問題です。
いずれにしても、FedoraのibusAnthyでも実用的に親指シフトが使えることが確かめられたので満足しています。
2009年10月06日
この記事へのトラックバック



そんなに大したことは書いていない(書けない)ブログですがよろしくお願いいたします。
Linuxは、デフォルトで親指シフトが使える環境が整っているというきわめてうれしい状況です。とはいえ、まだまだLinuxの使いこなしの情報は少ないので一般の人が手を出しにくいところがありますね。こうした点が改善されて、Linuxから親指シフトを使い始める人が増えてくれると良いんですけどね。