2010年02月15日

ibus-anthyでのキー入力の振る舞い(KB231版改定案)

ibus-anthy開発者のfujiwaraさんがこれまでの議論も参考に改訂版を作られました。さっそくKB231でテストしました。テスト結果に加えて、このブログでの他の方からのコメントも踏まえた動作案をまとめました。



今回テストしたのは、NICOLA-JとNICOLA-Fの2タイプです。両者のもっとも大きな違いは後退 (backspace) の位置の違いです。今回の動作確認では、このbackspaceの位置がIMEを起動していない場合もIMEが起動している場合と同じになるものだけを取り上げました。すなわち、NICOLA-Fを使う人はIME offでも右手小指ホームポジション右で後退を使い、NICOLA-Jを使う人はIME offでも右上隅の後退を使うとしました。

こうすることによりユーザーの選択への対応がかなり簡略化できます。もっと細かい設定をしたいユーザーもいるかもしれませんが、おそらく実用的なファーストステップとしては充分だと思われます。

結果の見方はこれまでと同様です。動作結果のうち、赤は修正が必要なもの、黄色は不要と思われるもの(入力が容易な他の方法がある)です。新たに緑を使いましたが(NICOLA-Jでの右下)、これはできれば変えた方が良いと思われます。

NICOLA-F, NICOLA-Jそれぞれについてazukiさんからのコメントにあるような拡張およびfujiwaraさんの考えた拡張を取り入れた動作案を示してあります。これらは現行のNICOLA配列とはぶつからないので、取り入れた上で実際に使うかどうかはユーザーに任せるというやり方が良いと考えます。

皆さんのコメントをお待ちしています。
タグ:IBus-Anthy KB231
posted by 杉田伸樹(ぎっちょん) at 23:59| Comment(6) | TrackBack(0) | ibus-anthy | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
取り急ぎ,要点だけお知らせします。

backslashの件ですが,今度はバックスラッシュであるべき箇所に,円マークが表示されています。どうも、ブラウザ環境によって円マークで表示されたりバックスラッシュで表示されたりするようなので,両方とも(yen)または(backslash)と記載した方が良いかも知れません。

あと,角括弧[]が亀甲括弧〔〕に直っていません。

以上,よろしくお願いいたします。
Posted by azuki at 2010年02月16日 17:32
どうもありがとうございます。

バックスラッシュ、円マークはやっかいですね。おっしゃる通りスペルアウトした方が良いかもしれません。この場合、キーボードの刻印に関してはそれぞれ表示の通りとしますが、実際のアウトプットに関してはバックスラッシュで統一することにします。全角は問題ないのでそのまま表示しますが、半角のところはスペルアウトする方が良さそうですね。

角括弧[]と亀甲括弧〔〕についてですが、前の記事のコメントに全角は亀甲括弧〔〕にと書いたのですが、現在すこし迷っています。

というのも、KB232でJapanistを使うと、キーボードの表示は亀甲括弧〔〕であるにもかかわらず、角括弧[]がアウトプットされます。

このあたりが富士通も混乱しているというazukiさんのご指摘に当たるのだと思います。一方で、Japanistがこのような設定をしているというのは、日本語の文章を書く場合は角括弧[]の方がよく使われると考えたのかもしれません。

括弧類の入力は変換の対象にするかどうかJapanistでは設定ができます。変換をさせるようにしておけば、どちらにしておいても良いわけです。角括弧[]は英数モードで出せるからやはり亀甲括弧〔〕なんですかね。もう少し情報を集めてみます。
Posted by 杉田伸樹(ぎっちょん) at 2010年02月16日 22:29
少なくとも,1990年代は亀甲括弧〔〕オンリーだったはずです(手元のOASYS Pocket 3でアウトプット確認)。富士通製IME的には,OAK時代は亀甲括弧〔〕だったのが,IamJもといJapanistになって角括弧[]に置き換わったような感じですね。形が似ているので,うっかりしていたのかも知れません。

別の話題ですが,空白キーの振る舞いはどうなっているでしょうか。IMEオンで確定済みのとき空白キーを押すと全角スペース,左右のシフトキーを押しながら空白キーを押すと半角スペースが出力されることを期待していますが,そうなっていますか?
Posted by azuki at 2010年02月17日 01:30
神田さんのところにあるオアシスのカタログを見ると、100や100J
http://www.ykanda.jp/catalog/j/j05.jpg
では、角括弧
100FやLite
http://www.ykanda.jp/catalog/lite/lite13.jpg
では、亀甲括弧ですね。

混乱は最初からだった(笑)。

ただ、実際にどちらがアウトプットされたかは分かりません。マニュアルのコード表でも見ないと分かりませんね。

こうなると、現時点でどちらの方が使いやすいかで判断すれば良いのかなと思います。日本語の文章を書く際にどちらを優先した方が良いかということで、これは実際の使用例などを分析しないといけないですね。
Posted by 杉田伸樹(ぎっちょん) at 2010年02月17日 21:22
国語学的な見地で,使用例を検討してみましょう。
分かりやすい例では,会話や引用は鉤括弧「」を使い,その入れ子は二重鉤括弧『』を使いますね。
同様に,注記や追記事項は丸括弧()を使い,その入れ子は亀甲括弧〔〕を使うのが正式だそうです。
こうして考えると,NICOLAの元になった親指シフト配列の上段記号が?/〜「」〔〕()『』¥になっている理由がうなずけると思います。
Posted by azuki at 2010年02月18日 10:14
ありがとうございました。どうやら亀甲括弧〔〕の方が良さそうですね。改訂版を作るまでにもう少し詰めてみます。
Posted by 杉田伸樹(ぎっちょん) at 2010年02月19日 00:48
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