Ibus-anthy関係が一段落したところで、あとはubuntuの定期アップデートだけという状態だったので親指シフト的にはあまり興味のある話題がありませんでした。
今回の記事は、ubuntuをusbディスクにインストールして、どんなパソコンでもそれから起動すれば同じubuntu環境を持っていけるという話です。
こうしたことができることは前から知っていたのですが、あまり必要も感じなかったので興味があまりありませんでした。
ふとした折にこのことが気になり、考えてみると、携帯型の親指シフトキーボードとusbメモリーを持ち歩けばパソコンがあるところどこでも親指シフトubuntuが使えるということが魅力的に思えてきました。
そこで試してみることにしました。
起動可能なusbメモリーを作る方法はいくつかあるようです。いろいろ試しましたがubuntuの実機があるときは「
16GBのメモリーで4GBを変更などを記録する領域としてとっておくと、システムのアップデートや新たなアプリケーションのインストールなどでも余裕があるようです。
実際いくつかの機械で試してみました。起動は特に問題もありませんでしたが、少し時間がかかるようです。起動したあとはなじんだubuntuとなりました。親指シフト関係の設定も記憶させておくことができるので便利です。
実際に使うことは現時点ではあまりないですが、何かの機会のためにいろいろいじって試してみることにします。
私も11.10をUSBメモリに入れてみたのですが、なんだか以前のubuntuと勝手が違っていて、Anthyの設定を親指シフトに換えることすらできません。
この記事の続編だけが頼りです(^^;
うーむ、どこが具体的に違いますか。
usbメモリーにインストールした当初は何も設定されていない状態なので親指シフトにするには何らかのことをしなければならないのは確かですが・・・
現在手持ちにないので年明けにでももう一度試してみることにします。
以前のubuntuでは、キーボードのアイコンをクリックすれば、Anthyの設定画面を出すことができましたが、11.10ではキーボードのアイコンが見当たりません(^^; 結局、ubuntuはあきらめて、Linux Mint Debian Edition(「ライブCDの部屋」版)に変えました。
Anthyによる親指シフト、実用レベルだと思いますが、欲をいえばもうすこし細かな設定ができるといいのになと思います。
親指シフトといってもワープロ専用機OASYSから入った私には、パソコンの親指シフトはすこし勝手が違います。例えば変換を確定するためにいちいちEnterキーを押さねばならないなどです。
Japanistの場合、「FMV-DC」という設定が用意されているので専用機OASYSと同様に使えるのですが、SCIM-Anthyにはそういうオプションはないのでしょうか。
linuxもしばらくさわってないのですぐに確かめられないのですが、あまり設定はフレキシブルでなかったような気がします。
なお、私はJapanistでは「Enterで確定」は極力減らしていますが、完全にはなくしていません。
私はもうLinuxをメインマシンにしてしまおうかと思っているほどなのですが、唯一の障害が親指シフトの使い勝手なのです。いちおう実用レベルなんだけど、Japanistとくらべると今一歩およばない。
どなたか親指シフターが開発陣に加わってくださらないですかねぇ……。