2005年11月18日

Linuxでの日本語入力環境

具体的なディストリビューションの議論に入る前に、Linuxでの日本語入力の方法について、分かる範囲で見ることにします。専門家ではないので、抜けているところや間違っているところがあるかもしれませんが、ご指摘いただけますとありがたく存じます。

Linuxは(というより、ほとんどのコンピューターのシステムはと行った方が良いかもしれませんが)、もともと、日本語の入力を意識して作られたものではありません。基本的には英語のアルファベットと数字をベースとして動かすことを想定していたと考えられます。だから、日本語を使おうとするといろいろな工夫をしなければなりません。

技術的な詳細は私は分かりませんが、以下のような説明があるので、興味のある方は見ていただけたらと思います。

[A]
Part1 日本語入力に関する基礎知識
http://kodou.net/unixuser/200405/part1.html
Part2 変換エンジンの紹介
http://kodou.net/unixuser/200405/part2.html
Part3 コンソールで使うインプットメソッド
http://kodou.net/unixuser/200405/part3.html
Part4 X Window Systemで使用するインプットメソッド
http://kodou.net/unixuser/200405/part4.html
Part5 辞書の整理
http://kodou.net/unixuser/200405/part5.html
日本語入力プログラムの歴史
http://kodou.net/unixuser/200405/column1.html
XIMのプリエディット描画スタイル
http://kodou.net/unixuser/200405/column2.html

これらは雑誌「UNIX USER」 http://www.unixuser.jp/ の2004年5月号 http://www.unixuser.jp/magazine/2004/200405.html の特集記事「最適な日本語入力環境を発掘せよ」(徳永拓之氏)の原稿で、かなり詳細かつ技術的なものとなっています。

[B]
Plamo Linux Expert http://www.gihyo.co.jp/magazines/plamo にも、「Linux環境の日本語入力システム」という記事があります(ネット上にはなく、印刷媒体のみ)。

[C]
多言語入力プラットフォームSCIMについて http://www.homa.ne.jp/~ashie/linux/files/SCIM.sxi は、2005年9月23日で開催されたSEA & FSIJ合同フォーラムでの足永拓郎氏のプレゼン内容です。Open Officeで作られたファイルです。

これらを使って、Linuxの日本語入力環境を調べてみると以下の通りです。

Japanese Input.jpg
(出典) [C] ページ6

この図は日本語入力とアプリケーションの関係を図示したものです。これによれば、アプリケーションに日本語入力をする場合には主として4つのパスがあることが分かります。

また、[B]では、
InputMethod.JPG
(出典) [B]ページ126

という仕組みが示されています。

両者の関係は分からないのですが、いずれにせよ、親指シフトによる入力を実現しようとすると、その仕組みをどこかに組み入れることが必要になってきます。
posted by 杉田伸樹(ぎっちょん) at 00:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 準備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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