2006年01月10日

Plamo Linuxで親指シフト(4)

これまで書いた通り、何とかPlamo Linuxで親指シフトを使うことができるようになりました。何回かの試行錯誤の結果として、次のようなことが言えるのではないかと思います。

1. ウィンドウマネージャーはKDEがおすすめ

他のものも選択可能ですし、デフォルトではafterstepになっていますが、ウィンドウマネージャーのメニューと実際にインストールされて使えるアプリケーションの整合性はKDEが一番です。ウィンドウズやマックのようなグラフィックインターフェースに慣れて(甘やかされて?)しまっている人にとっては、最もとっつきやすいものです。

2. 日本語入力環境は統一できるように

上記とも関係しますが、afterstepではエディターとしてemacsを標準的に使うようになっているようです。emacsの日本語入力環境は少しマニアックというか癖があるようです。それが好みの人もいるようで、他のアプリケーションでもemacs式の日本語入力環境を整えることもできるようですが、linuxの初心者にはハードルが高いようです。

KDEを使うアプリケーションでは、日本語入力の環境はアプリケーションにかかわらず一定のものになります。これはユーザーにとっては分かりやすいし使いやすいものです。

3. IMにも慣れが必要

IMはWnnがデフォルトのようです。このIMはJapanistと挙動がかなり異なるので、慣れが必要です。もちろん、WnnにしろJapanistにしろ、カスタマイズによりかなり変えることは可能ですが、特にWnnのカスタマイズは面倒なようです。Japanistのようなグラフィックインターフェースのカスタマイズプログラムは無いようで、設定ファイルを直接いじるようです。これも初心者にはハードルが高い感じです。

IMの機能をすべて理解しているわけではないのですが、例えば、カタカナ変換(↑を二回)とか、文節を伸ばす(ctrl-o)、かなモードと英数モードの切り換え(変換キー)、全確定(無変換キー)等はとても戸惑いました。ただ、これは私のこれまでの経験、特に最近のJapanistでの経験に大きく影響を受けているためだけかもしれません。

一つ使いにくいと思ったのは、後退キーの取り扱いです。私は基本的に後退キーが右手小指のホームポジションの右にあってほしいのですが、デフォルトではそのようになっていません。ただ、文字を入力していて変換動作前にはなぜか右手小指のホームポジションの右が後退の動作をします。このような不統一は使いづらい気がします。

4. その他

一般ユーザーでログイン・ログアウトした後、別のユーザーでログインしstartxでウィンドウマネージャーを起動させると、表示ができません。これは単にグラフィックの設定の問題かもしれませんが、ウィンドウズなどでディスプレーやグラフィックカードがほとんど自動で設定されることからするとちょっと面倒です。

-----
とりあえずPlamo Linuxでの親指シフトについては以上の通りでした。何とか実用的に親指シフトが使えるようになったものの、それまでにしなければならないことは、Linux一般の知識も含めて結構あるようです。もう少し簡単にできれば良いなと感じました。

この後、Plamo Linuxについては最新のバージョン(4.03)を試してみて、その上で使い勝手などを再確認してみます。ある程度、使ってみて、その後に他のディストリビューションを試してみることにします。
posted by 杉田伸樹(ぎっちょん) at 00:18| Comment(2) | TrackBack(0) | Plamo Linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月05日

Plamo Linuxで親指シフト(2)

親指シフトが使えるようになったアプリケーションは現在確認できるのは以下の通り。

Konqueror
Mozilla

親指シフトが使えないがローマ字入力はできるアプリケーションは以下の通り。

emacs

実はその他のアプリケーションはインストールされているのかどうかも分からない。ゲーム類は豊富に使えるのだがこれは日本語入力は必要ない(笑)。

と言うわけで、あまり役に立つ情報とはいえないようだが、とりあえずのメモとして。
posted by 杉田伸樹(ぎっちょん) at 00:21| Comment(7) | TrackBack(0) | Plamo Linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月03日

Plamo Linuxで親指シフト(1)

やっと親指シフト入力ができるようになったので、その報告です。Plamo Linuxをインストールしたパソコン、ブラウザはMozilla1.6を使用しています。

まず、親指シフト使用のためのプログラムのインストールです。基本的なやりかたはPlamo Linux Expert 技術評論社 ISBN4-7741-2074-X の125ページに書いてあります。

簡単にまとめてみると、

1. Plamo Linuxの2枚目のCDをドライブにセットします。
2. コンソール(kterm)を起動してsuコマンドでrootユーザーになります。
3. CDをmountします。
4. cdコマンドを使って、CD上のnicolatterがあるディレクトリーIMEに移動します。
5. installコマンドを使ってnicolatter-1.7.6をインストールします。
6. adduserで新しいユーザーを登録します。その際に入力方法の選択をNICOLAにします。
7. 新しいユーザー名でログインしてstartxでGUI環境を立ち上げます。

結構面倒で、Linuxに慣れていない人は苦労するかもしれません。私も、何回か試行錯誤が必要でした。

一度インストールしてしまえば、あとは普通にログインだけで済むので楽にはなります。

今回の記事はとりあえずここまでとしておきます。
posted by 杉田伸樹(ぎっちょん) at 18:55| Comment(2) | TrackBack(1) | Plamo Linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月19日

Plamo Linuxのインストール (3)

日本語入力ができるようになった。いや別に何か新しいことをやった訳ではなくて、日本語入力のプログラムを起動するキーが分かったのです。

現在、常用しているウィンドウズ+Japanistでの日本語入力プログラムの起動は「Alt+半角/全角」です。設定をし直せば他のキーでもできるかもしれませんが、私はこれが気に入っているので特に変えませんでした。

Plamo Linuxでも日本語入力の起動はこれで良いと思って、「Alt+半角/全角」を試しましたが、うんともすんともいいません。その他、「Alt+空白」とか「カタカナひらがな」とか「英数」とか試しましたが、どれもだめでした。これは困ったなと思いましたが、どうしようもなく一週間ほど出張に行っていたこともあり、そのままになっていました(だからこのブログも更新できませんでした)。

で、ふと思ったのが「半角/全角」キーだけを押すということでした。やってみたら、ビンゴ!ローマ字入力ですが日本語が使えるようになりました。ただ、今のところ使えるのはエディターのemacsだけで、ブラウザでは依然として日本語入力ができません。

親指シフトまでの道のりは長い・・・。
posted by 杉田伸樹(ぎっちょん) at 22:23| Comment(7) | TrackBack(0) | Plamo Linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月03日

Plamo Linuxのインストール (2)

[注意]
以下の記述は、筆者手持ちのハードウェアを利用して行った実験の結果なので、ハードウェアの環境等が異なれば結果が異なることは十分ありえます。手順についても、なるべく利用可能な情報を最大限利用して最も適切と思われる方法を選んでいるつもりですが、間違いもあるかもしれません。やり方によっては、もっと簡単になるかもしれないし、反対にまったく使えないようなものになるかもしれません。できる限り気づいたことは記述するようにしますが、見落としや勘違いなどもありえますこと、あらかじめご承知下さい。
[注意終り]

前回の記事に書いた通りで、インストールはCDをセットして、パソコンを再起動すればあとは適当に指示に従っていって、はい出来上がり!と思っていました。結果的には・・・そんなに簡単ではありませんでした。実を言えば、現在(12月3日)時点でまだ、親指シフトはおろか日本語入力もできない状態になっています。きちんとできるようになってから書いた方が良いのかもしれませんが、それを待っていると時間がかかってしまい(できなかったらどうしよう)、何をやったか忘れてしまう可能性が高いので、とりあえずのところを書いてみることにします。

1. パーティション

まず最初につまづいたのは、パーティションの切り方でした。前に書いた通り、インストールしようとしているPCには、Turbolinux 10 Desktopがすでにインストールされています。このため、ハードディスクはそれに合わせたパーティションが切られています。今回は、これを一度白紙に戻して最初からPlamo Linuxをインストールすることを考えているので、それに合わせたパーティションの設定をし直さないといけません。

パーティションを設定するには、Plamo LinuxのCDで起動させて、最初にsetupをします。その中でHDD上にパーティションをすることになります。このためのプログラムはfdiskかcfdiskを使います。

これが最初の難関でした。既に述べた通り、今回は全部白紙から始めることにしたので、既存のパーティションをすべて削除して、新しくPlamo Linux用のパーティションを作らなければなりません。fdiskはテキストベースのユーザーインターフェースで初心者向きではなく、何回かやり直す羽目に陥りました。ひっかかったのは以下のようなところでした。

(1) 既存のパーティションの削除
いくつかあるパーティションをすべて削除するのですが、一つ一つやっていかないといけないようで、そのことに気づくのに時間がかかりました。

(2) 新しいパーティションのサイズ
デフォルト(シリンダーの数で指定する)だと、後からのインストールでは、「スペースがない」云々と警告が出ていました。この警告の意味自体は分からないのですが、何だかここが問題のようなので、Plamo Linux Expertに出ていた3000Mという数字を使ったらうまくいきました。

(3) パーティションのシステムID
Plamo Linux Expertでは/dev/hda1のシステムIDをLinuxから7のHPSF/NTFSにすると書かれています。この本では、Windowsと共存させるようなインストールのやり方をしているようなので、このためかと思われますが、これだと後から(ブートローダのインストールの時だったと思う)「Linuxのパーティションがない」と言われました。結局、このシステムIDをLinuxに戻したらうまくいきました。

以上で、とりあえずインストールはできました。

2. X Window Systemの設定

基本インストール後、新規ユーザを登録しstartxすると、X Window Systemというウィンドウ環境が利用できるようになるのですが、私の場合はビデオカード等のせいか、モニターに表示が現れないという状態になりました。このため、xf86cfgという設定用のプログラムを実行しなければなりません。ここで手間取ったのは、rootユーザーでやらないと設定が保存できないようなので、そのことに気づくのに時間がかかりました。また、モニターのスペックを調べるために取扱説明書を探し出さなければいけないなどの面倒がありました。

以上のような失敗と手間の後、やっとインストールが終了し、画像も表示できました。インストール途中で、日本語入力の設定もあり、そこでは当然、 NICOLA(親指シフト)を選んで設定しました。これで、晴れて親指シフトが使えるようになったのかというとそうはなっていません。

(続く)
posted by 杉田伸樹(ぎっちょん) at 22:26| Comment(0) | TrackBack(0) | Plamo Linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月25日

Plamo Linuxのインストール (1)

まず最初に試してみることにしたのはPlamo Linuxです。これは前回の記事に書いたディストリビューションの中では唯一、scim-anthyではなくQ's Nicolatter for Xを使っています。原理的には、他のディストリビューションでQ's Nicolatter for Xを使ったり、Plamo Linuxでscim-anthyを使うのも可能なような気がしますが、とりあえず出来合いのもので親指シフトをやるとすれば、今の組み合わせを使うことになります。

インストールするためのCD-ROMは、前回書いた通りの「Plamo Linux Expert 平成16年8月25日発行 技術評論社」に付属のものを使うことにします。Plamo Linuxのサイトからダウンロードしてくることもできるようですが、CDやDVDを焼かなければいけないということで一手間かかります。これはあまり得意ではないので、安直な方法をとることにしました。

インストールをする際に気になったのが、使用しているキーボード、富士通コンポーネントFKB8579-661 http://www.fcl.fujitsu.com/products/personal/kb/index.html がUSB接続であることです。現在インストールしているTurbolinux 10 Desktopを立ち上げる時に、途中でキーボードの操作で選択をすることができるところがあるのですが(そのまま放置してデフォルトでも問題ないが)、その場合にキーボードからの入力を受け付けません。いったん起動するとまったく問題なくキーボードは(JISキーボードとしてですが)機能します。

普通、Linuxをインストールする場合には途中でいろいろな選択をする場面があります。この時にキーボードからの入力を受け付けないとインストールができないので、どうしようかなと思ったわけです。いろいろ調べると、起動の最初のBIOS設定でUSBキーボードの入力を有効にすることで何とかできそうだということが分かりました。

私のシステムのマザーボードAOpen MX4LR http://global.aopen.com.tw/Products/mb/MX4LR.htm のBIOSはAwardのものです。起動時にDELを押せば、BIOSセッティングになります。ちょっと心配だったのは、このキー入力も受け付けなかったらどうしようかと思ったのですが、問題なくBIOSセッティングに入れました。メニューから「Integrated Peripherals」→「USB Keyboard Support」の項目を選び、「Enabled」にして、再起動すると無事に起動時でもキー入力を受け付けてくれるようになりました。

次はCDをセットして再起動となります。

これで楽々インストール、簡単、かな?

(続く)
posted by 杉田伸樹(ぎっちょん) at 22:39| Comment(4) | TrackBack(0) | Plamo Linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。